情報システム
概要
コベルコE&Mの環境関連ビジネスは、前身である㈱神戸製鋼所の環境情報管理システム構築業務を受け継いで、約20年間、自治体向けの大気汚染常時監視システムを中心に取組んで参りました。現在では、納入自治体数は40を超え、納入自治体数№1まで成長しております。また、㈱神戸製鋼所の製鉄所向けのコンピュータシステムの開発・保守業務を通じて、企業における環境関連情報の収集管理システムの開発にも従事しております。
当社は、自治体・企業に関わらず、環境監視のための情報収集・蓄積を中止とした管理システムについて、構築から運用保守までトータルで提供することができます。
当社の自治体向け大気汚染常時管理システム取組みの沿革
当社は、大気汚染常時監視システム構築メーカーのリーディングカンパニーとして、システムの信頼性向上や低価格化に挑戦して参りました。
1994年 | 大気汚染常時監視システム事業に参入(神戸製鋼所) 当時主流であった汎用ミニコンでの構築を汎用EWSを用いて構築(業界初) |
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1999年 | パソコン版大気汚染常時監視システム構築 |
2002年 | 神戸製鋼所より開発・運用保守業務をコベルコE&Mに移管 |
2003年 | 廉価版専用子局(MT-3100)の開発 (ディスクレスシステムにより故障低減,低価格化実現) |
2004年 | 汎用インターネット回線を活用したシステム構築(専用線→汎用VPN) 遠隔保守運用開始 |
2008年 | 神戸製鋼所よりコベルコE&Mに完全移管 |
2011年 | 大気汚染常時監視システム用パッケージ(KAMS)を再構築 |
2012年 | 分析装置のデジタル化への対応(実施中) |
当社の新しい提案は、その後、業界標準に取り上げられています。
汎用EWS:1994~2005年頃
パソコン版:2000年以降
システム導入実績
当社環境管理システム構築の基本方針
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高品質
約20年間のシステム構築経験によって培われた高い技術とノウハウを詰め込んだパッケージをベース技術として利用し、高品質なシステムをご提供します。また、品質マネージメントシステム( ISO9001)を取得しており高水準な品質保証体制でより良いシステムをご提供します。
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低価格
長年の自治体向けシステムの構築経験から生み出したパッケージでは、お客様が要望される大部分の機能実現が可能です。これによりソフト製作コストをカスタマイズに係る費用のみに最小化することで、低価格でのご提供が可能です。また、機器構成の最適化によるハードウェア費用の圧縮も図れます。
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短納期
経験豊富な専門開発部隊が対応いたしますので、短納期でシステムのご提供が可能です。また、サーバー等の機器購入、設置を不要とするクラウド型のサービスの提供であれば、収集装置の設置を含め最短3か月でのご提供が可能です。
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保守・運用支援
保守、営業、技術が一体組織となっており、また専用の保守窓口を設けていますので、お客様からのご連絡を漏らすことなく迅速な運用サポートを行います。