情報システム
概要
大気汚染常時監視システムは「大気汚染防止法」に基づき環境省が策定した「環境大気常時監視マニュアル」を前提に構築されています。当社では、マニュアルが定める基本機能にプラスして自治体環境局様が実施する日常業務をサポートする機能を付加した大気汚染常時監視システムをクラウド型で提供します。
クラウド型大気汚染常時監視システム 概要図
当社の『クラウド型大気汚染常時監視システム』の特徴
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クラウドに対する不安の解消
大気汚染常時監視システムはこれまでクラウドサービスの実績がなく、セキュリティ・運用面で不安との意見もありましたが、導入実績、取り組みを説明させていただいた上で、具体的なサービス内容・価格ご提示させていただくことで安心いただき採用していただいています。
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住民への情報提供も標準機能で実現
従来システムでは個別機能としていた住民へ情報提供機能についてもホームページ作成機能を追加することで対応しました。標準レイアウトを使用していただきましたが、導入自治体様からもカスタマイズなしでも十分であるとの評価をいただいております。
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自治体職員のハードウェア運用手間の削減
従来システムでは、データを収集する測定局装置、データを蓄積するサーバ、監視業務に必要な機能を持つアプリケーションサーバ等のハードウェアの管理がお客様にて必要でした。クラウドサービスでは日常業務で使用しているパソコンやプリンタのみで利用が可能となります。
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低価格・短納期で導入可能
パッケージ機能をカスタマイズなして導入することで、3か月での導入を実現、従来型での導入費と比較しても5年間利用で約50%の低価格化を実現します。
※価格比はお客様のシステム規模、構成で異なります。
当社の『クラウド型大気汚染常時監視システム』の主な機能
機能名 | 概要 |
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収集機能 | 測定器からデータを収集 |
蓄積機能 | 収集した測定データを一元管理 |
表示機能 | 測定値を表、グラフ等で表示 |
警報通知機能 | 異常発生時の警報通知(警報装置、メール等) |
帳票作成 | 時報、日報、基準値超過一覧などの帳票作成 |
データ通信 | 上位、下位のシステムとのデータ通信 |
保守機能 | 再収集、設備点検時の校正 |
マスター管理 | 測定項目、基準値、通知先等をマスタ管理 |
オプション機能
機能名 | 概要 |
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HP作成機能 | ホームページを作成し、インターネットに公開 |
当システムは、当社の環境ソリューション/環境常時監視システム(KAMS)を利用しています。
システム構成図
自治体 環境行政業務ご担当者様へ
当社は、これまでの大気汚染常時監視システムにおける取組みと実績を基に、ソフトウェアのパッケージ化を図ることで品質の向上、開発期間の短縮やコストの低減を実現しております。また、このパッケージソフトを応用することでクラウドサービス型のテレメータシステムを構築することにも成功しており、既に複数の地方自治体様で稼動しております。低価格、短納期での構築を実現いたします。