写真提供:株式会社神戸製鋼所
主な特長
CO-PSA分離精製プロセス
- 1980年代にCOガスの分離精製のため、COを選択的に吸着する吸着剤によるCO-PSAプロセスを開発、CO純度 99%以上、回収率 80%以上を達成いたしました。
- これまでに、化学品原料・転炉の底吹き等の高純度COガスの分離精製用に8件のCO-PSA設備を建設し、現在も安定操業中です。
- 設備規模は、1系列あたり 20~2000Nm3/hの製品COガス量に対応しています。
エチレン-PSA/プロピレン-PSA分離精製プロセスへの応用
- このCO吸着剤は、エチレン、プロピレンなどの二重結合を選択的に吸着でき、たとえばエチレン-PSAプロセスとして、CO-PSAプロセスの実績を基にした設計が可能です。
- エチレンガス、プロピレンガスを含む反応オフガス等から、これらを回収し、エチレン、プロピレンの 純度 99%以上、回収率 80%以上とすることが可能です。
- 系列あたり回収エチレンガス、プロピレンガス流量 20~2000Nm3/h に対応します。